大阪府和泉市にある杉谷乗馬クラブで開催中(3/31~4/3)の
大阪グランプリ第10回スプリング大会(障害馬術大会)を見に行ってきました。
人馬一体となり、高い障害を次々と飛び越える姿は、近くで見ていて迫力がありました。
特に16時30分から行われた大障害では、高さがあり、飛越の滞空時間も長いため、
さらに大迫力。
私が注意深く見ていたのは着地時の姿勢。
着地が安定している選手とそうでない選手の違いは何なのかを考えました。
安定している選手は着地した時の脊柱・骨盤が、ほぼニュートラルポジション。
そのため、着地の衝撃を吸収しやすく、バランスが取れて、
すぐに次の障害の準備ができている体勢になっています。
またこの姿勢だと馬への負担も少ないように思います。 (下写真参照)
反対に着地が安定していない選手は、
骨盤が後傾して上体が前かがみ(いわゆる へっぴり腰) になっていたり、
ジャンプ時の勢いに上体がついて行けず、
重心が後ろになって上体が後傾していたように見受けられました。
障害の高さや種類、難易度によって違いはあると思うのですが、
なるべく脊柱・骨盤がニュートラルに近い姿勢でいることがポイントなのかなと
思いました。ピラティスの考え方と同じですね。
ただ、馬上でしかも障害を跳んでそれを可能にするには、
相当の技術と体幹の筋力、バランス力が必要であり、
上の写真の選手はおそらくかなりのトレーニングを積んでいるものと思われます。
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